2010-03-12 19:37:12 (6 days ago)

■雪の残る里山
3月9日、愛媛県は、季節外れとも感じる突然の大雪となった。山間部では50cmの積雪を記録。お米づくりプロジェクトの舞台である東温市河之内も20~30cmの雪が積もった。実に30年ぶりの大雪である。

■里山の田んぼは、まだまだまっ白
翌10日から気温は上昇、せっかく?積もった雪もあっという間に溶け始めた。11日午前中、除雪された道路は別にして河之内の田んぼは、まだまだ雪化粧。雪の溶けかけた畦には、土筆が元気に顔を覗かせる。スッポリと雪に覆われたはずなのに・・・なんという生命力。ちょっと感激!

■雪割りつくし・・・かな。
少し周辺を歩いてみることにした。惣河内神社の百日桜は、まだ花をつけていた。名前の通り100日以上咲き続けている・・・不思議な桜だ。境内には、可憐な梅の花が盛りを向かえ、ソメイヨシノの蕾も大きく膨らんでいる。今年は桜の開花が早そうだ。

■100日以上咲き続ける百日桜

■清楚な梅の花

■蕾膨らむソメイヨシノ
一瞬、見間違いかと思ったが、目の前をひらひらと蝶が飛ぶ。それほど力強い飛び方ではないが、シジミチョウだ。冷え切った身体を温めるかのように羽を広げて日の光を浴びている。冬と春が混在する里山の風景・・・季節は移る。実感した。

■春の使者かも・・・シジミチョウ
道路脇の大きな雪ダルマ。子供たちが造った雪トトロかな・・・かなり上手。10日に河之内に来ていればもっと素晴らしい写真が撮れたかも・・・残念。

■雪トトロ・・・里山に相応しい
written by kadoya
2010-03-02 00:22:27 (17 days ago)

■説明会当日は、ピカピカの晴天
2月28日(日)。里山のお米づくり現地説明会を開催。総勢15名の参加となった。実質的に参加者の半数はお米づくりプロジェクトの関係者。新たな本年度のお米づくり希望の方は、ほとんど県外から愛媛県に来られた方々。

■説明会会場の河之内公民館

■お米づくりを映像で説明
残念ながら地元県下からの参加希望者はゼロという状況となった。里山の持つ魅力と役割についてまだまだ伝えきれていないためか・・・。それとも里山の持つ新たな可能性についてうまく説明ができていないためか・・・。少々悩むべき課題があったことは否めない。

■農業倉庫披露

■現地田んぼの説明
まだまだ力不足であり、情報発信能力も未熟なのだと思う・・・と殊勝な反省はここまで。
現地説明会の後、さっそく畦の土筆の状況とヤマアカガエルのおたまじゃくしの様子を見に行ってみた。昨夜来の雨で水路の水かさが増えたらしくせっかく孵ったおたまじゃくしの姿がほとんど見えない。どうやら流されてしまったらしい。それでも水路のあちこちにへばりつくようにしている「おたま」に出会うことができた。12~13mmぐらいの大きさ。よく見ないとゴミと判別できないが、少しおたまじゃくしらしい格好になっていた・・・一安心。

■少しおたまじゃくしらしい姿になっている
土筆の方は、どんどんその勢いを増している。元気のよい土筆が雨後の竹の子のごとく生えてきている。そろそろ採りごろ。そういえば竹林には猪が出没。地中の竹の子を食べに来ている様子。田植えの前の準備運動に「里山の春のご馳走」を収穫しないと・・・ね。そうそうフキノトウも芽を出し始めている。天ぷらにすると堪えられません・・・。

■これくらの土筆がいちばんおいしい
written by kadoya
2010-02-23 00:54:20 (24 days ago)

■田んぼの畦には土筆がひょっこり
2月28日(日)のお米づくり現地案内会も目前に迫り、指導農家のSさんと打合せをおこなった。そのあと最終確認を兼ねて各田んぼの状況を見回ることになった。復田中の田んぼの畦を歩いていると、そここに土筆が顔を覗かせている。

■よく見るとあちこちに土筆の顔
めったなところは歩けない・・・うっかりしてると踏み潰してしまいそうで少々焦ってしまった。かわいそうというよりもったいない・・・が本音。もう少し大きくなったらしっかり頂こうなんて下心が見え見えだねぇ。

■裏掘り水路

■ヤマアカガエルの卵槐がウニョウニョ動く

■生まれたばかりのおたまじゃくし・・・小さい
例のヤマアカガエルの玉子も気になっていたが、おうおう!孵ってますよ。しっかりおたまじゃくしになってました。でも、小さい!想像してたより遥に小さい。動かないでいるとただのゴミくらいにしか見えません。これがどんな風に育っていくのか興味津々。

■ミツバチも元気だ!
プロジェクト共有地の畑では、ミツバチの群れがぶんぶん飛び回ってはや蜜を集めている。街の生活感が染み付いてしまっているのか、自然の営みに小生の感覚がまるで追いついていない・・・。河之内は、もうすっかり春になっていた!
written by kadoya
2010-02-20 21:32:43 (26 days ago)

■河之内宝蔵寺の復田地
河之内宝蔵寺の中心にあった約35aの耕作放棄地。その復田計画に併せて水路補修再生の必要があった。昨年、指導農家であるNさんの手で途中までトラフの埋め込みがおこなわれていた。その後を専門の業者さんにお願いして工事を進めることとなった。その工事もこのほど完成。農道も補修整備された。

■水路の仕上げ工事 完成間近
田畑が一度放棄されると再整備には、たいへんな努力と労力そしてコストが必要になることを今回身をもって知った。失ったものを取り戻すには、保存するより遥に大きな努力がいるということ・・・だ。

■整備の完了した農業水路と農道
今回の復田面積はわずかなものだが、幸いにも四国クボタさんの全面的な支援と実働。地元農家さんのバックアップ。愛媛県をはじめ東温市の関係者のみなさんの協力があって可能となった。
正直、今回の復田に当ってのコストを計算してあまりの金額の大きさにビビッてしまった。耕作放棄地は今後ますます増える状況に置かれていることを考えるとなんだか空恐ろしい気持ちになってくる。「里山のお米づくり」を通して、こうした事実の一部でももう少し一般の方々に知ってもらえればと思ってしまう。
written by kadoya
2010-02-12 22:45:42 (34 days ago)

■復田途中の河之内の田んぼ
東温市河之内。復田途中の田んぼの水路でカエルの「たまご」を見つけた。「たまご」の親は「ヤマアカガエル」だと教えてもらった。立春を過ぎたとはいえ、2月はもっとも気温が低い時期だ。東温市の観光名所として知られる「白猪の滝」。その滝の水が凍りつき、見事な氷の芸術となるのもちょうど今ころ。

■ヤマアカガエルのたまご
そんな季節に早々と繁殖を始めるカエルがいるとは、想像もしていなかった。以前は冬でも水を張った水田が多くあり、たくさんのカエルが産卵していたそうだが、近年は水田の減少や乾田化により産卵場所は著しく減少している。

■裏堀り水路

■水路は絶好の産卵場所
今回は、復田作業の一環として水抜きのために裏堀りをした水路が絶好の産卵場所となったようだ。それでも確認できたのは2つの卵槐のみ。卵塊はふくらんで、にごった色をしている。どうやらふ化目前の様子。おたまじゃくしからカエルになるまで、ちゃんと見守ってやらないと・・・責任重大だな。

■ふ化目前のヤマアカガエルの卵槐
うんちくですよ: ヤマアカガエルは、名前の通り山間部の森林地を好み、まだ寒い季節に早々と繁殖を始める両生類として知られているそうだ。普段は山で暮らしていて、冬眠から覚めると産卵のために水辺に降りてくる。そのため、山と続いている田んぼや池で卵塊がたくさん見られるようだ。

■雪化粧の東温市の山 皿が峰
おまけですよ:東温市皿が峰。山頂は雪に覆われています。
written by kadoya