24年度『里山のお米づくり』参加者募集中!

募集チラシ

里山のお米づくり参加者募集が今年も始まりました。
第1次の締め切りは3月末となります。
また、3月18日(日)に東温市河之内の河之内公民館と現地圃場にて事前の説明会を開催いたします。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

里山探索 Episode eighty-three 達人の仕事

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■達人の手で補修されたA区画の石垣

田植えはもう目の前。5月の5日から始まる。なのに今日も無常の雨・・・。雨といえば、昨年も異常に雨が多い1年であった。2回も台風に襲われ、田んぼが水浸しになったことが何度もあった。溢れた水で道路が川のようになったことも・・・。厳しい気象条件のなか、よく無事に収穫ができたものだと、今頃になってつくづく思う。

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■昨年7月の台風で崩れた石垣
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■草刈をしていないため分かりにくいかな

冬場から排水路の整備や畦の補修を行ってきたが、それでも何枚かの田んぼは、水捌けがかなり悪くなった。大きく畦の崩れたところも・・・。お米づくりプロジェクトのA区画に通じる畦・・・昨年7月の台風の雨が直接の原因だった。

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補修をするにしても「ちょっと手に余るな」と思案をしていたところ、プロジェクトの指導農家さんが「おまえらでは無理」とばかりに直してしまった。そのついでに水路まで・・・。ほれぼれするような仕事っぷりだ。

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■ほとんどの石が6点でサポートされている

実をいうと補修作業を見学することも手伝うこともできなかった。作業スピードが我々とはまるで違う。驚くほど手早く正確なのだ。もたもたしている間に、石垣はちゃんと直っていた。恥ずかしながら、我々が補修した石垣との違いを見て欲しい。

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■D区画で補修した畦・・・不出来

ただ一点共通することは、崩れた石垣を補修するには、もとからあった石では決してもとのように組み直せない・・・ということだ。補修のために必要な石を軽トラックで2回も運んできたきたそうだ。我々が幼稚に直した石垣も、他から石を追加調達してきている。不思議だがこればかりは、名人も丁稚も変わらないとみえる。

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■水路まできちんと直っていた・・・驚き

石ひとつを運ぶにも、トラックと人力では競争にもならない。貧乏所帯がうらめし~い・・・なんていってたら罰があたるなぁ。それを承知でみんな手助けしてくれてるんだもの。仁には仁、義には義、徳には徳を持って・・・いつか必ずお返しします。石垣を直してくれた指導農家さんは、田んぼに生えた石をハツっていた人物その人であります。


里山のお米づくりと小麦づくり
スタッフK

里山探索 Episode eighty-two 風が悪さするけんなぁ

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■本日は、小麦畑の草刈日

今日は、宝蔵寺にある小麦畑の草刈。圃場について準備をしていると、通りがかりの地元農家のご婦人が様子を見に来てくれた。そしてアドバイス・・・「風が悪さするけんなぁ。草刈は畦だけにしとおきな。」 

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分かりますか・・・この言葉の意味。今の時期、里山では時として地鳴りがするような大風が吹くときがある。先週の土曜日がちょうどそんな日だった。田んぼの畦草刈をしていたとき、フワッと身体が浮き上がるような強い風が吹いたのだ。体重90キロの男でもまともに立っていられないくらい・・・。小麦はなんとか持ち堪えたが、畑に植えてあるニンニクの葉は、風の力で見事捩じ切られてしまった。

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そのときも「こんな日に畦草刈は危ないからやめとけ」と言われたのだが、田植えまで本当に待ったなしのスケジュール。足の指を地面に突き刺すようにして、なんとか無事に予定の作業をクリア・・・。

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うって変わって本日は、汗ばむような陽気。でも、いつまた先週のような風が吹くか、誰にもわからない。そんなとき株間に生えている雑草が助けてくれることがある。壁となって小麦が倒れるのを防いでくれるそうだ。

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■株間以外の草をすべて刈り取る

なるほど納得。これもまた里人の知恵というものだろう。そのためか河之内には、ハウス栽培のためのビニールハウスがほとんど見られない。地理的条件は、机の上で考えるより、はるかに複雑なのだ。体験に勝る知識は無い・・・ということか。本日の草刈の所要時間は、大人3人で約6時間ほど・・・でありました。


里山のお米づくりと小麦づくり
スタッフK

里山探索 Episode eighty-one 石が生える

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■石が生える

聞き慣れない言葉である。「石が生える」・・・いったいどこに? 田んぼの中から大きな石(岩)が出てくることを地元の農家さんは、こう表現する。田んぼを耕す毎に「ガリガリゴリゴリ」と爪(ロータリー)にひかかる何か・・・。

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■掘ってみたら大きな岩

当然、石が埋まっているのだろうと見当をつける。あまり放置しておくと大事な機械を傷めてしまう。そこで邪魔な石を取り除くため掘ってみる・・・。するとどうだ・・・ちょっとやそっとでは動きようもない大きな石・・・というより岩が姿を現す。これを称して「石が生える」というのだ。

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■ハツリ機で穴を穿ち
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■タガネを打ち込み岩を砕く

その昔、人力で開墾した当時の忘れ形見である。あまりの大きさにどうにも処置できず、そのまま捨て置かれたもの。牛を使って耕していた時代はあまり問題にならなかったと見える。トラクター使用するようになると、より深く耕すようになってくるため、どうしてもひかかるようになる。

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■当然、発電機も持ってます。

掘ってビックリである。現代では便利な道具が揃っている。岩を砕くハツリ機がある。何人かかってもビクともしない大きな岩を、たった一人で取り除くこともできる。驚くべきは、そんな道具を農家さんが平然と所有していることだ。

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■欠いた岩が周りにごろごろ

農家さんの倉庫を覗くと、件の道具のほかにもいろいろな工具が揃っている。土木工事から建築までなんでも出来てしまうほどの道具だ。そうした道具を使いこなして初めて里山の農業は成り立つらしい・・・。

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■欠いたといっても一抱えはありそう

コンクリートの畦や水路できれいに整備された平地の農家さんとはかなり事情が異なるかもしれない。そんな彼らと付き合っていると、農家とは「百姓」ではなく「百商」ではないかと思えてくる。

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■取り除いた石は、石垣の補修などに再利用

百の仕事(商売)ができて当たりまえということだ。「それでも天気(自然)には勝てん」がここいらの農家さんの口癖である。ところで「石が生える」ということは、昔々、田んぼが開墾された当時のままに残っているという証明に他ならない。



里山のお米づくりと小麦づくり
スタッフK

里山探索 Episode eighty にょこにょこ・ドサドサ

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■わらびにょきにょき

大荒れの天候となることもあるが、いま時分の里山はほんとうに素晴らしい。野花は咲き乱れ、草木は我先にと天に向って両の腕を広げる・・・おや、わらびが顔を覗かせた。硬い地面を割って「うんとこしょ」みたいな感じでにょこっと頭を擡げてる。

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■わらびにょこにょこ
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小麦の若穂もそうだけど、命の芽生えってすごく感動的な出来事。おまけに食べれるとくれば・・・これはもう嬉しくて、楽しくて。ご近所の農家の方がわらびを摘みにきているが、それでも次からつぎに出てくるわらびは尽きることがないように思える。

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私は今年も写真が撮れたことで満足している・・・いまのところ。今年の里山はつくしが大豊作。どうやらわらびも豊作のようだ。山では筍も大豊作・・・筍掘りに出かけた農家さんが何時間経っても帰って来ないと思っていたら、一輪車に山盛りの収穫。我が倉庫に立ち寄り「持って帰れ」とドサドサと置いて行った。その数・・・なんと10本以上。

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■生まれる生命はうつくしい

「売るほどあるぞ」とスタッフ全員が顔を見合わせた。全員が同じことを考えている・・・調理方法と保存方法。山が我々に分け与えてくれた命の幸。一片たりとて無駄にはできない。



里山のお米づくりと小麦づくり
スタッフK

里山探索 Episode seventy-nine 小麦出穂

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■小麦の若穂です

東温市の平野部では、もう裸麦の穂が出揃っている。さて、里山の小麦の具合やいかにと思っていたら・・・出てますねぇ、若穂が。背の高さは約70cm。畑や畝によってばらつきはあるものの、よく太った小麦の穂がまさに産声をあげたところです。

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■桜と小麦畑
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平地の桜はとっくに散ってそろそろ葉桜。でも里山の桜はまだ咲いてます。山間部は、それだけ気温が低い・・・という証明みたいなものです。ちょっと得した気分。4月の下旬から5月上旬までには、すべての畑で穂が出揃うと思います。

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■約70cmまで育った小麦

収穫は、6月中旬以降の予定・・・ちょうど梅雨時期。いまから雨が心配になってます・・・。


里山のお米づくりと小麦づくり
スタッフK
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